新年明けましておめでとうございます。

昨年はコロナ後、ようやく行動制限が緩和され人と会うことや出かけることが可能となりました。
建築設計の現場でも、大学の講義においても、対面での様々なコミュニケーションが化学反応となり、新しいことを生み出すということを実感します。

建物設計において、肌で自然を感じ、自然と共に生きるという感覚を忘れてはいけないと思っています。
周辺環境、居心地の良さなどを大切に、住んでいて楽しい住宅を、対話を通じて設計していきたいと思います。

まちづくりにおいて、SDGｓの観点から既存建物の保存活用への期待が益々大きくなってきています。
既存建物の保存活用は、まちの景観や文化を継承し、さらなる魅力を構築します。
簡単に取り壊すのでは無く、まちづくりの核として保存活用できないか、まずは検討すべきと考えます。
そうした既存建物の長寿命化にも、積極的に関わっていきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。