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蔵座敷コンバージョン

築140年の土蔵蔵を集会施設に転用
2009年4月

OUTLINE

所 在 地 :山形県鶴岡市
延べ面積:179.51㎡(うち増築部分23.49㎡)
構  造:木造2階(既存部分)、RC造1階建て
竣  工:2009年4月
設計監理:(株)やなぎさわ建築設計室
構造設計:(株)梅沢建築構造研究所
施  工:(株)山形建設

蔵座敷コンバージョン

築140年の土蔵蔵を集会施設に転用

蔵座敷とは土蔵の中でも格式が高く、婚礼や法事を行ったり、客を接待するときに使用した建物でした。明治初期の大火災の教訓から、母屋を火災から守るために街道沿いに防火建築帯として建てられた土蔵の中の一つです。隣接した高齢者向け集合住宅への建設に合わせて、入居するお年寄りや地域の人々のための集会所へと転用しました。トイレや給湯室、エアコン室外機など玄関棟(RC造)を既存の土蔵に増築し、歴史的建造物でありながら、快適で機能的な施設へと変貌させました。ストライプ状に舗装された建物前広場は、融雪装置が埋設され、雪でも除雪作業が不要な広場になっています。

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