事務所&倉庫を集合住宅へコンバージョン 2004年4月
所 在 地 :イタリア・ロンバルディア州・ミラノ 延べ面積:約900㎡ 構 造:RC造3階地下1階(事務所棟Villa)、S造1階Loft付(倉庫棟) 竣 工:2004年4月 設計監理:Ambrogio Annri Azuma, 柳沢伸也、柳沢陽子
イタリア人建築家との共同設計で、同一敷地内の2つの空きビルを集合住宅10戸へと転用するプロジェクト。敷地はミラノの歴史的中心市街地で、厳しい外観保存規制のある地区でした。平屋の大きな倉庫だった建物は2つの中庭を挿入し4つの住戸に分割。各住戸には中庭からの採光と通風を確保し、高い天井を利用してロフトを設置しました。一方、事務所だった建物は外階段とEVを増築し、小屋裏を1m持ち上げて2階建てを3階建てにし、住戸を6戸確保しました。2棟に囲まれた広場は居住者が集うコミュニケーション広場として、植栽やベンチが置かれています。