大型格子で開け閉めする家 2011年2月
所在地:東京都中野区 延べ面積:99.33㎡ 構造:木造2階建 竣工:2011年2月 設計監理:やなぎさわ建築設計室 構造:佐藤司 施工:関内建匠
左官の外壁と木製ルーバー、無垢材のフローリングと言った自然素材の質感を大事にしつつ、 フレキシビリティのある豊かな住空間を目指した住まい。 木構造を見せ天井高さを確保し、広がりと明るさの感じられるプランニングを行いました。 また、エアコンに頼ることなく自然の力を活用した住宅で暮らしたいという要望に対して、 庇や格子で太陽光を制御し、通風換気に優れた住まいを設計しました。 半屋外のサンルームの床下や柱間には網戸を設置し、季節の良い時期には、 サッシを全面開放してリビングと一体利用できるようにしています。 さらに、玄関前には大型の木製格子スライド扉を設置し、機械室の目隠しを兼ねつつ、 安全性とプライバシーを確保しました。