ユーチューバーDebut!?

 動画投稿サイト「ユーチューブ」で、「インテリア設計論」と題した授業動画を限定公開しています。限定公開の対象は非常勤で教えている大学の学生約45名と教員数名ですが、それぞれ約25分の動画を計23本アップしたのですから、もうれっきとしたユーチューバーと名乗っても良いかもしれません。

 今年度は、新型コロナ感染拡大により、大学の授業がほぼすべてオンラインとなり、講義を始めるに当たって、担当する講義をZoomで生中継するか、録画した動画を視聴してもらうか選択を迫られました。初めて担当する講義を1時間半も生中継で話せるほど自信もなく、結局、動画授業を選択しました。

 ある程度の覚悟はしていたものの、授業の動画作成は予想以上に労力がかかりました。各講義を、ビジュアル化するために図版や写真を多数そろえることに加え、カメラを前にすると緊張してしまうので、シナリオを用意することとなり、これがまた授業時間の何倍もかかりました。人気ユーチューバーやテレビのアナウンサーでもない限り、かまないようにしゃべるのは至難の業です。

 結果的に、授業を動画にしておくことは、授業内容が質の高いものになり、リスク管理としても良いと思います。もし、自分が病気にかかって講義を休むことになったらなどと考えると、Youtube動画による授業もありかと思います。しかし、学生の反応や理解度が得られないといったデメリットもあり、教員側のモチベーションが上がらないのも事実です。したがって、毎回、質疑応答する時間を確保し、理解度や反応をフィードバックするようなやり取りが必要となってくると思われます。

「来年もまた同じ動画を使って、楽しようかな?」などと、不届きなことを想像してみました。しかし、そんなことが許されるならば、究極的には、教員そのものが不要になってくることにつながります。いつまでも必要とされる人間であり続けられるよう、不断の努力が必要です。

以上

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