ある建物の基礎梁の配筋の様子です。中央の穴は人通孔で、そのまわりに、直径13㎜の鉄筋が、タテヨコに整然と並んでいます。きれいに編まれた鉄筋は、それだけで美しい造形物です。コンクリートを打って、見えなくなってしまうのが惜しいくらいです。
引っ張り力を担当する鉄筋は、圧縮に強いコンクリートとタッグを組むことによって、強い梁ができあがります。コンクリートを流し込んだ後は、表に出てくることはありませんが、陰でしっかりと支えてくれています。