工事監理中の住宅で、いよいよタイル張りが始まりました。
タイル張り仕上げは好きなのですが、なかなか機会がないので貴重な現場です。
鉄筋コンクリート造3階建ての住宅で、外壁の占める面積が結構大きいので、
タイルの選定には、オーナーさんとともにかなりの時間を費やしました。
選定したのは、幅200×高50㎜の横長白色タイルです。
明るい白色という要望と、メンテナンスがなるべく楽で汚れにくい材質という相反する要望のため、
今回は、ケイ酸塩系無機質コーティングを施したタイルを採用しました。
すぐそばに高速道路が通る立地でも、この汚れ防止コーティングが施されていれば安心です。
タイルは、湿式工法で一枚一枚、職人の手で張っていきます。
黄色い水糸でガイドを張りながら凸凹が無いように調整し、さらに開口部に合わせて
目地を通していく作業は、かなり気を遣う作業です。
できあがりが、楽しみです。