練馬区S邸の玄関には、大きな「土間」が広がります。
小さなお子さんのベビーカーや三輪車、また、ご主人がトライアスロン愛好者であるために、
自転車置場や道具のメンテナンススペースとしても利用されています。
昔ながらの日本家屋によく見られた土間は、西洋化とともに少なくなりましたが、
少し大きめの土間を設けると、生活の利便性は格段に向上します。
小さな子供がいる時期には、ベビーカーなどのスペースとして利用でき、
少し子どもが大きくなると、外遊びの道具やスポーツ用品置き場として重宝します。
青年期には、お洒落に目覚めて靴類や傘類が増えていくというように、
家族の成長に合わせて、土間が変化に対応できるからです。
住宅を設計する際には、できるだけ広めの玄関土間を提案しています。
また、近年では小さくても手洗いの設置を推奨しています。
毎日使う玄関に、少し広めの土間があると、住まいも長くきれいで便利でいられます。