オリンピック、コロナ禍さらにはウッドショックが、2021年の建築業界を襲っています。
ウッドショックは、コロナ禍による急激な木材不足と価格の高騰のため、住宅に必要な構造材すら集まらないという異常事態です。昨年からの米国、中国の需要拡大に伴う輸入材の急騰と、コンテナ不足等の流通のマヒが要因とされています。特に、米松など海外の輸入に頼ってきた構造耐力上重要な材木、集成材が危機的状況だといわれています。
そのため、木造の住宅設計においては、工事費も工期も予測が難しくなっています。事務所開設以来、初めての経験です。
先日、RC造の住宅の地鎮祭が執り行われました。RC造のため影響は限定的ですが、それでもうかうかしていられません。こうした事態はいつまで続くのでしょうか。
2礼2拍手1礼も、真剣に祈願しました。
無事、予定通りに竣工できますように!
やはり最後は、神頼みです。