シーサーが睨みをきかす伝統的住宅

伝説の猛獣の神様シーサーがにらみをきかす沖縄の伝統的住宅は、
実はハイテクな環境共生住宅でした。

瓦屋根に鎮座するシーサーの脇に見える2つの孔。
実はこれ、小屋裏にたまった暑い空気を排出するための空気抜き「クウキミー」です。

現代でも、大棟に金属製換気部材を設置して屋根裏換気を行う技術はありますが、
沖縄ではそうした小屋裏換気システムを、18世紀中頃にすでに実践していたのでした。
しかも、その空気抜きは屋根瓦で用いる平瓦と漆喰だけで作られていて、
屋根との統一感もあり、安価で合理的なデザインです。

他にも、軒を大きく張り出した縁側空間「アマハジ」や、
吸水率の高い瓦で水の蒸発と共に気化熱を利用して屋根を涼しくする仕掛けなど、
伝統的住宅には、快適に過ごすための先人たちの知恵がいっぱい詰まっています。

200年を越える沖縄の伝統的住宅は、未来を指し示す良き手本満載のハイテク住宅です。

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